アトピーには保湿が大切！保湿剤の選び方

アトピーには保湿が大切です。
アトピーの方が湿疹用の塗り薬を使用する際には、アトピーの方の肌は、乾燥もしやすく、皮膚バリアも薄い為、まずは肌の状態を保湿剤を使って整える必要があります。

①まず、化粧水タイプのものを使います。これは、オールシーズン使用可能です。
夏はあまりベタベタするものを使うと、汗をかいてさらにかゆくなってしまうこともあるので注意も必要ですが、かと言って何もつけないと皮膚バリア機能が低下して、悪化してしまいます。あせもなのかアトピーなのか区別が出来ないほど、ひどくになることもあげらります。

冬は化粧水タイプのものをいったんお風呂上りに塗っておくことをおすすめします。お風呂上りは水分が蒸発しやすく、何もしないと早々に乾燥肌になりやすい状態です。
軽いアトピーの場合は、化粧水タイプがあればオールシーズンそれだけで十分な場合もあげられます。さらにスプレータイプのものは塗りやすく、早く全身を保湿出来るのでおススメです。

②次にクリームタイプです。
クリームタイプには、様々な成分があげられますので、乾燥の度合いに合わせて選ぶことをおすすめします。
油分が多く含まれるものは、ガサガサしてるところに塗って使用します。冬はただでさえ空気が乾燥したりするために手や足にひどくガサガサする箇所がでてきます。そういう部位には「これは油ではないだろうか？」と思えるほど油分の多いものを塗るのも一つの方法です。
普通のクリームタイプのものは、化粧水タイプのものに重ねて塗れるようにも配合されています。乾燥が気になるときだけ、クリームタイプを塗ってもいいですよね。

女性が顔のケアをするのと同じ様に、アトピーは全身をケアしていきましょう。とはいっても、アトピーが重度である場合には、皮膚科の先生の指示を仰ぐようにしてください。皮膚科の先生は患者さんの肌を直接触って、乾燥の度合いや皮膚の状態を確かめてくれるでしょう。患者さん各々に肌の状態は違っているので、症状に合わせて保湿剤を処方してくれます。
近頃は、殺菌効果のある保湿剤があって、かゆみにも効果がある。
ひどく掻いてしまい傷ができているところに処方されました保湿剤を塗るとしみて痛いです。
ですからにかゆいところが痛くなり、掻くことが少なくなるでしょう。
クリームタイプしかし、塗り広げやすく作られてるものもありまして、とっても重宝します。
保湿剤も、冷蔵保存が必要なデリケートな薬剤もありますので、医師の指示に従いまして保管する際にも気をつけてください。