便秘はつらいですよね！

2022/08/14

越谷の整体ぽんて鍼灸整骨院

便秘はつらいですよね！

お腹が痛い…便秘だ…お腹が張る…など、腸についてお悩みの方は多いことと思います。

そこで、今回から、何回かに分けて、腸について、いくつか書いてみたいと思います。

腸について知ろう

腸は人間の身体のなかで一番最初に作られる臓器です。また、腸は全身の司令
塔となって身体中に影響をおよぼしています。
だからこそ腸を整えておくことで、あらゆる不調が改善できるのです。

全身の司令塔となって、身体中に影響をおよぼす「脳が第二の腸」である理由とは？

人間の臓器のなかで大部分を占める大きな臓器、腸

腸というと、どんなイメージを持っているでしようか。「食べ物を吸収して、排泄を促す器官」大方の人がそうイメージしていると思いますが、腸の働きはそれだけに留まりません。一般的に日本人は、大腸は1・5メートル、小腸は6〜7メートルもあり、大腸の表面積は約200平方メートルもあると言われています。これは実にテニスコート2面分もの面積で、私たちは、一人ひとりがこの大きな腸を身体に保持しています。腸は、人間の身体のなかでもっとも大きな臓器。医療の現場で解剖をすると実感するのですが、腸を取り出すと、人間の身体はほとんど空洞になってしまうほどなのです。

脳の指令は受けず独自の神経を持つ腸

ここでお話しするのは、腸はサイズか大きいから身体におよぼす影響も大きいという単純な話だけではありません。人間は食べ物を胃で消化したあと、さらに腸でも消化し、残ったものが排泄物となります。これらの流れが人間にとって重要であるというのは周知の事実ですが、なにをかくそう、この判断はすべて腸が独自に行っているのです。全身に指令を下しているのは脳であると多くの人か認識していると思いますが、実は、腸
と脳はほぼ同じ神経細胞を持っていて、腸は脳の監視がなくても、食べ物を吸収し、栄養素として身体全体に送り出す作業を自らしているのです。人間の健康を維持するために腸が重要であるというのは、こういう事実に起因しています。

腸の不調で、多くの場合、最初に現れるのが、便秘。実際、便秘の自覚症状がある人の数は、年々増える傾向にあります。加齢とともに便秘になってしまうのは仕方がないと言えば、それまで。でも今、腸を意識することで良好な腸内環境を作ってキープしておくことによって、ある程度の年齢に到達しても便秘を防ぐことができます。
ここまでに分かってきたことを称して、「腸は第二の脳」と言われるようになりましたが、今後は、「脳が第二の腸」であるということが言われるのではないでしょうか。

母親の胎内にいる赤ちゃんの身体のなかで、一番最初に作られる器官は心臓や脳ではなく、腸です。
その後、腸の両端にロができ、肛門ができます。
この事実からも人間の始まりは腸だと言えますが、人間の最期を看取るのも腸。

驚くことに、脳死判定後、わずかな時間ですが、最後まで動いているのが腸なのです。

まるで小宇宙のような人間を、最初に形成して、最期まで見守る。そんな腸だから、もっともっと意識してみたいと私自身も思います。

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