おならの中には大腸菌がたくさん
2022/06/19
せんげん台の整体ぽんて鍼灸整骨院
おならの中には大腸菌がたくさん
腸の中に菌がいることは多くの方が知っていると思います。
極端に分けてしまうとすれば、腸内で良い働きをする善玉菌と、腸内環境を悪くして全身に影響を及ぼしてしまう悪玉菌。
どちらも健康な人にも常駐している菌ですが、大切なのはそのバランスです。
悪玉菌がゼロになることは、ほぼありません。しかしながら、多くなりすぎると支障が出てきますので、悪玉菌を増やさないようにすることが大切です。
例えば悪玉菌の餌になる糖分や脂質が多い食事だと悪玉菌が増えてしまい優位な腸内環境になってしまいます。
また乳酸菌や野菜などの摂取が減ってしまうと善玉菌が不活発になってしまい、悪玉菌が増えてしまいます。
悪玉菌も善玉菌も活動する中で発酵したり、分解過程で空気を生じます。それが、おならになり体外に排出されるのです。
そして、問題なのは悪玉菌の発したガスです。大腸菌というと悪玉菌のイメージがありますが、必ずしもそうではなくて、無害な菌も多くいます。
しかし、悪い作用をもたらす菌が多くなるとおならも臭くなります。おならには多くの成分が含まれていますが、その中に大腸菌が入っている割合が多いほど臭いもきつくなります。おならが臭いと感じた時は、腸内で悪玉菌が多くなっている証拠と考えて良いでしょう。そしてそれは、食事や生活スタイルを見直すチャンスです。
実は、おならには大腸菌は死骸や生きた状態のものも含まれています。自分の知らないうちに周りに拡散してしまっている場合があります。
例えばプールやお風呂でおならをしたとします。
酸性にある体内や熱の中で生きてきたため、お風呂が温かった場合に死滅しませんので、もし誰かが風呂でおならをした場合、その後に利用する人は大腸菌の中で過ごすことになってしまいます。体内から放出された大腸菌は、そのままお風呂のお湯やプールの水に広がって漂ってしまうのです。もちろん、人間の免疫力で健康であれば支障は出ません。プールには塩素も使って殺菌しているのですぐに何か不具合が起こるわけでもありません。
それだけ大腸菌は身近に存在しているのですが、腸内であまりにも多く発生してしまうと、おならの量も多くなり、においもきつくなってしまいます。
もっとひどくなるとおならでおなかが痛く感じてしまうこともあるので軽く考えずに、早めに対処していくことが大切です。
おならをすれば菌が風呂でもそのまま漂い続けてしまうので、その中で本当にリラックスができるかと考えると、できるだけ腸内もきれいにして、さらに体もきれいにしたいですね。