自律神経の乱れが原因?汗かきになってしまった理由
2022/06/09
越谷の整体ぽんて鍼灸整骨院
自律神経の乱れが原因?汗かきになってしまった理由
自律神経が汗かきと密接に関係があると分かってきました。
自律神経は心拍や呼吸、消化みたいに人間が自身の意思で動かすことはできません。
自律神経には、起きている時や興奮したりする状態の時に働く交感神経と、眠っていたりリラックスしたりする時に働く副交感神経があり、自動車運転のアクセルとブレーキのようにお互いにどっちかが働いている時にはどちらかが休息しているという形で働いています。
通常はこの二つの神経がお互いにバランスをとることで自律神経が整い健康に過ごすことができますが、バランスが崩れてしまうと身体のいろんな所に支障がでてきてしまいます。環境や生活リズムの乱れなどに加えて今の社会ではストレスが多くこの自律神経がうまく切り替わらない状態に陥っている方もいます。
このような自律神経の乱れは自律神経失調症と診断を受けます。そうして、汗かきであることもその症状の一つです。
緊張や不安、ストレスを受けると汗をかいてしまいますね。これは交感神経が働くことによりまして起きているのです。
通常でしたら副交感神経が働きリラックスモードに突入することの方が出来れば汗もひくのですが、この副交感神経の働きが低下し、一時的にバランスが乱れてしまうと交感神経ばかりが活発になりまして、汗を多くかいてしまいます。
暑いわけではないのに汗が尋常ではないくらいでてきたり、緊張すると汗が大量に出たりと、自分でコントロールするのはできないこともあります。
さらに、汗をかいたらどうしようと考えること自体がストレスになり、ますます汗かいてしむこともあります。
自律神経の乱れによる汗かきを改善するには、まず生活習慣を見直してストレスを解消することが重要になります。
また、タウリンや大豆イソフラボンという栄養素には、自律神経の乱れを整える効果があるので、食生活の中に取り入れることもお勧めです。
食生活や生活習慣の改善と並行して医療機関に相談すると、ビタミンやホルモン剤、漢方や精神安定剤や直接神経に働きかてて安定促す薬などが処方されたりもします。
またあまりにひどい症状である場合には手術を行うことも、症状改善の一つの方法です。ただし、汗かきと一言でいっても全てが自律神経の乱れによって起こっているとは限りません。もしかすると大きな病気の一つの症状である可能性もあげられます。
特に自律神経は他の身体の部位にも大きく関わっています。自分の中で決めつけずに医療機関を受診して、適切な治療を行うことも大切です。