目の下の クマが消えない

クマ対策として即効性がある方法は、十分な睡眠と休養で疲れをとって、血行をよくすること。とくに目の疲れがあるときは、寝る前などにマッサージするとよいでしょう。気になる部分だけでなく、首、あご、口の周囲、頬耳まわり、額、頭部などを、下から上へ、中心から外側へやさしくもみ上げることで改善します。

よりリラックス効果を高めたいときは、温湿布を。45度くらいの熱めのお湯を洗面器に注ぎ、ジャスミンなどのアロマオイルをたらし、タオルを入れて絞ります。まぶたの上に乗せ、手のひらでやさしく圧迫してみましょう。首筋にあてると、頭部全体の血行がよくなり、心地よく眠りにつけます。

寝る前には、ブルーマロウのハープティーを。美肌・美白に導いてくれるほか、肌の炎症を抑える効果もあります。

クマは、食べ物で血行をよくすることでも改善できます。血液をサラサラに保つ食品を多くとって、クマを防止しましょう。ブロッコリーや菜の花、トマトやにんじんなどの色の濃い野菜や、サバやイワシなどの青魚、豆腐や納豆などの大豆製品は、新陳代謝を高め、血液の巡りをよくします。

クマが気になりだしたら、いつもの洗顔方法に原因かあるかもしれません。落ちにくいアイラインやマスカラなどのアイメイクを、クレンジング剤でゴシゴシこすっていませんか。皮膚が薄く、とてもデリケートな目元は、こすり過ぎると肌に負担をかけ、肌をいためたリ色素沈着を起こしてしまうことか。ポイントメイクは専用のクレンジング剤でやさしくふきとり、落ちにくい部分は綿棒にクレンジング剤をしみこませて、ていねいに落としましよう。プレ更年期以上はダブル洗顔は不要です。ミルクかクリームによる洗顔のあとはポイントメイクだけふきとって、
ぬるま湯洗顔でＯＫ。

パソコンなどで目を酷使したときは、アイマッサージで疲れをとりましょう。ホットタオルや温湿布で温めてから行うと、より効果が高まります。ヘッドマッサージといっしょに行ってもよいでしょう。

①頬骨の士を親指と小指以外の３本指をあてて軽く押す。そのまま目の下のくぼみに向かって指を上にずらしていく。

②両手の３本指を使い、こめかみをしっかリマッサージしたあと、目頭よりやや鼻寄りのところを中指で軽く押す。

③親指と人差し指で眉をはさみ、眉頭から眉尻に指をずらす。目を閉じて目の上に手をあて、ゆっくり３つ数える。